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【テレビCMで成功、復活した企業】

メルセデスベンツ

メルセデスメンツはそれまでは富裕層にしか購入できない代表的な車として認識されていたかと思いますが、数年前からゲームキャラクターのマリオやアニメを使った低価格帯を訴求するCMを打ち出していわゆる中流層や若年層の購入者を増やしています。

当然ながら高価格帯の車種は売り上げを上げていますが、高齢化や人口減少の局面に入った日本においては新たな顧客層を開拓しなければならないという危機感のあらわれともいえます。

しかしながら、この決断は従来のベンツの固いイメージをも良い意味で壊し、新しいステージに向かっていくパワーを消費者に感じさせました。かつての成功や栄光にとらわれずに新しいブランディングを確立させた素晴らしい決断です。

くら寿司

くら寿司は回転寿司チェーンの中でも最もマーケティング戦略で成功した企業といえます。

TVCMを用いて寿司以外のメニュー(カレーやから揚げなど)を強調していくこの手法は当初のうちは、よほど寿司のネタに自信がないのだろうと思わせますが、実際に回転寿司を利用している人なら誰もが感じていると思われる、寿司のレベルにさほど大差がない点と、ファミリー層が多いため、ファミリーレストランのようにメニューが多才な方が客単価があがるという事実から一貫してサイドメニューを強調していきました。

面白いもので、そのうち視聴者はくら寿司という存在が回転寿司というよりはファミリーレストランにいくというイメージになっているのでしょうか。

回転寿司が横並びになっている中で突出したイメージを確立させ集客力をあげた好事例といえます。

エステー

誰もが見た覚えがありますでしょう歌手T.M.Revolutionや役者でもあります西川貴教さんの出演する有名な消臭力のCMです。

エステー株式会社 エグゼクティブ クリエイティブ ディレクター 鹿毛 康司さんが仕掛けたCMとしてあまりに有名なこのCM広告・マーケティングに携わるものならこのCMの凄さはよくわかります。

低予算にも関わらず世にないことをやって「小が大に勝つ」をモットーに、「特命宣伝部長」として15年に渡り、エステーのコミュニケーション領域の責任者を務めた鹿毛さんは就任1年後、日本の広告費ランク200位圏外のエステーを一気に34位のCM好感度企業に格上げし、「躍進企業賞」を受賞(CM総合研究所)します。2015年、日経企業イメージ調査で「良い広告活動をしている会社」として広告費規模からは類を見ない日本5位にランクインしたという大成功をおさめています。

ダスキン

かつて100歳の双子、金さん銀さんをCMに起用し大きな話題となりました。今は

介護に悩むターゲットの4060代女性へ向けたプロモーション動画が有名です。実写ではリアルすぎてしまう介護の内容をアニメ化することでやわらかい表現が可能になり、ダスキンの介護サービスの内容や認知症、家族介護の辛さをアニメでわかりやすく伝え、対象者が理解できるようにしています。またこのCMによりサービスへの問い合わせが一気に増えました。

マクドナルド

マクドナルドは数年前に売り上げが落ち、危機的な状況に陥ったことがあります。

その後、代表取締役が変わって最初に行ったことは、TVCMによる消費者を巻き込んだハンバーガーの新ネーミング募集キャンペーンでした。

このキャンペーンにより、それまでマクドナルドに興味のなかった層を巻き込み集客力を回復することに成功したのです。

ケンタッキーフライドチキン

ケンタッキーフライドチキンは何十年も人々に愛され続けてきましたが、ここ数年の外食産業の低価格化競争に巻き込まれ、売り上げを落としていました。

そこでKFCが行ったのは誰でも気軽に購入できる500円のランチパックです。CMにはかつては綾瀬はるかさん、高岡充希さんを起用し、「ねえ今日ケンタッキーにしない」というCMが受けて急激に集客および売り上げを伸ばしていきました。

このように有名企業の復活や成功の裏にはテレビCMの影響力が大きく貢献しています。

今から大きくなるあなたの会社も是非テレビCMを検討してほしいです。

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