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【テレビCMの種類】

タイムセールス篇

 テレビCMには大きく分けて【タイム】【スポット】の2種類があります。

タイムとは、個別の番組を提供し、その番組に含まれるCM放送枠を使用する広告です。

「この番組はご覧のスポンサーの提供で~」という言葉は誰もが聞いたことがあるでしょう。

タイムの特色としては以下のようなものがあります。

  1. 目的とする訴求対象を効率よくとらえることで、購買者層の拡大が狙えます。
  2. 番組イメージの企業イメージへの反映が狙えます。
  3. 社内PR効果や流通PR効果を期待できます。
  4. 番組内キャラクターの多角的利用ができます。著作権関係の調整が必要です。
  5. ネットタイムでは、CMを全国一律に同時配信できます。これを【全国ネット】といいます。
  6. レギュラー番組の場合、安定した視聴率が見込めます。
  7. 原則6か月契約のため、固定費となります。※6か月契約=2クールといいます
  8. タイムCMは電波料と制作費により色分けされていることもテレビ局側のルールです。

このように費用は大きくかかりますが、安定した視聴率で、

ターゲットへの訴求を的確にできることが大きな特徴です。

例えば、富裕層に向けてタイムCMをやりたいという場合、【テレ朝 報道ステーション】

子育て世代がターゲットならば【テレ東 シナぷしゅ】といった具合です。

タイムの特色を理解し、効果的なテレビCMを実践しましょう。

スポットセールス篇

スポットの特色

  1. 地域、放送局、予算、時間帯を比較的自由に選び購入できます。
  2. 広告主のCPに沿って、短期間で集中的に、幅広い層に訴求できます。
  3. 様々な枠に分散露出することで、低視聴率のリスクを軽減できます。
  4. 購買に結び付きやすいです。
  5. 全国同時配信が難しいです。
  6. 料金がシーズンごとに変動するため予算準備がやや難しいです。

スポットとタイムは互いにプラス面とマイナス面を補完しあう関係にあります。

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